お金がないからすべて自分達で、「新潟市上古町商店街」
Date: 2011年7月27日
自転車のまちづくりの視察に新潟市上古町へ行ってきました。目的は自転車のまりづくりの視察、のはずが!全国から視察が殺到する元気な商店街の奮闘物語の視察になりました。
上古町商店街振興組合の専務理事の酒井さんのお話。
なんせお金がないから誰も相手をしてくれない。街灯は漏電してもお金がないので修理ができない、しまいには東北電力から電気を止めるよ?といわれる始末。
そんな中、上古町の商店主たちは立ち上がりました。お金がないなら自分たちでやろうじゃないか。
それからは何でも自分たちで考え、つくり、実践したそうです。
また、上古町商店街には商店街の普通のお店がありません。
商店街の普通ってマクドナルド、吉野家、パチンコ屋。魅力がないから出店要請をしようにもできない。そんな商店街が今じゃ空き店舗ゼロの繁盛商店街に。
お酒を酌み交わし話を聞いてて思ったこと、やっぱ情熱です。この人たちは自分のまちが本当に好きなんだな、という思いがひしひしと伝わってきました。
シャッター通りと揶揄され寂れていく商店街が増えてると聞きます。一鳥一石、簡単な話しじゃないと思いますが、上古町商店に行って見るのも悪くないかも。
元々の目的はこのカミフルサイクルステーションの視察
夏休み、子供たちに人気のベロタクシー、金沢でも走ってほしいな。
夜は商店街のみなさんはもちろん、地元のサイクリスト。そして行政関係者との懇親会。
新潟市上古町商店街が元気になった、それには自転車も関わってますよ!