５月に11日にくくのち農園「農業体験とたけのこ掘り」を開催します。すでに80名ほどの申し込みをいただいてるんですが、毎年参加者も増えてます。
今日はその準備作業。

昔からは人は自然とうまく付き合って来ました。山々の森林に対する手入れを怠っていると荒れ果てます、昔の人はその事を知っていて、そこに生えている木々の育ちやすくするために、いらない木を間引きして、人が生活に必要な木だけを成長させ、伐採した木は生活用として家を建てたり、食材にしたり使ってきました。これが里山です。
手入れの行き届いた里山は人を温かく迎え入れてくれます。
そのことを伝えたくて毎年開催しています。

当日は子供達が沢山参加します。怪我をしないよう、危ない気を間引いて通路も確保します。
この作業をしてて思うのは「山の手入れは簡単ではない」ということ。今はチェーンソウや電動のこぎりがありますが昔はすべて手作業でやってました。
くくのちも最初は手作業から始めました。

うまく言えないけど参加する子どもはもちろん、保護者の皆さんにもこの事は分かって欲しい。お金払った＝お客さんではなく、山に入れると言う事は誰かが山のお世話をしてると言う事を知って、山に感謝、手入れしてくれた人に感謝、そしてイベントを企画したくくもちや協力してくれた東原の住民に感謝。
お金払ってるから当たり前ではなく、こんな体験を出来る事に感謝して欲しい、そんな気持ちを知るきっかけにして欲しい。
ただ楽しむだけのイベントではなく、子どもの教育の場でもあるのです。