ラ・フォル・ジュルネ金沢「熱狂の日」音楽祭2014
Date: 2014年5月5日
ラ・フォル・ジュルネ金沢「熱狂の日」音楽祭2014へ行って来た。
ラ・フォル・ジュルネ(仏:La Folle Journée, 略:LFJ)は、フランスのナントで年に一度開催されるフランス最大級のクラシック音楽の祭典。日本ではそのまま訳して「熱狂の日」音楽祭とも呼ばれる。1995年に創設された「ラ・フォル・ジュルネ」は2005年からは東京国際フォーラムで「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」として開催し今年で10周年。2008年には世界で6番目の開催都市として金沢が選ばれ、以後ゴールデンウィークのこの時期に毎年開催されている。
ラ・フォル・ジュルネ、実は初参加。というのも今までプログラム見ても面白そうなのがなかったので。しかし、今年のラ・フォル・ジュルネ金沢はテーマが「プラハ・ウィーン・ブラペスト」。プログラムを見るとドヴォルザーク、バルトーク、ブラームスの小品を井上道義さんで聞けるとあってチケットをゲット。
その他にスメタナの「わが祖国」、ドヴォルザークの弦楽セレナード、リストのピアコンと奮発してチケットを購入。楽しみ楽しみ!のはずがっ、なんと井上さんが病気で離脱!とショックで行くのやめようかと思ったら代役が京響の広上淳一さん、一度聞いてみたかった金聖響さん、そして今話題の三ツ橋敬子さんと言う事で行って来た。
まず、広上淳一さん指揮で京都市交響楽団によるスメタナ。出だしでホルンとペットがちょっとこけたような印象、でもよかった。第2曲のモルダウはきれいで情緒あふれててとてもいい演奏。ブラニークは聞いてるこっちも楽しくなるようなテンポのいい演奏。さすがでした。
金聖響さん指揮によるオーケストラ・アンサンブル金沢のドヴォルザークの弦楽セレナードとリストのピアコンの1番。全体的にコンパクトにまとめられていて、かつ流れるような運びでしっかりした演奏。几帳面な性格?と思えるほど。
最後は今や売れっ子の三ツ橋敬子さん。ドヴォルザーク、バルトーク、ブラームスの小品なんですがバルトークが一番良かったかな。若いバルトークって感じ。
何年ぶりかの生オケ、やっぱり生はいい。それに県立音楽堂の響きもいい。来年からは定番で聞きに行くとしよう。