能登丼を食べに「漁師の店 こだわり」へ
Date: 2012年8月16日
先週 袖ヶ浜海水浴場へ行った帰りのお昼、何を食べたいかと子供に聞くと「能登丼!」の返事が。
この5~6年、石川県ではご当地グルメが満開の花をはかせてる。
伝統的な郷土料理は元々その地域伝統や地域に根ざしたもの。しかし最近は地域特有の食材や調理法で作られた料理を呼ぶようになり、ご当地グルメと言いだした。地域振興活動の一環として伝統にこだわらず開発・発祥・定着した料理の総称。
ベースになるものがなく、単に売れるだろうという発想で売ってるのではずれが多く、「似非?」と言いたくなるようなものも。
能登半島でも観光客目当てに色々なお店でオリジナル丼ぶりを作ってPR、これを能登丼といっている。基本的には観光目当てのイベントフーズでなんの事はない、ただの海鮮丼。ただ観光客からするとビジュアル的にインパクトはある。
さて入ったのは「漁師の店 こだわり」。いかにもって名でちょっと引いてしまった、他に思いつかなかったんだろうな。
外観は日本家屋風で黒い柱に目貼板、屋根は瓦を使い壁は漆喰風の作り。長屋形式で隣は輪島の観光案内所。
入ると左手にショーケースがあり、魚が数種類入ってた。店内はお昼なのに薄暗く、客は各地からの観光客のようで色んな方言が飛び交ってた。
待つこと数分、席に案内されてメニューを見るとお目当ての能登丼が2種。聞くとぶり丼と海鮮丼らしい。真夏にぶり?と思ったので海鮮丼を注文。これで1,700円。値段もインパクトがある。
ちなみにこのお店では食べた箸も持ち帰れるとか。これが輪島塗なら文句ないのに。